
12月2日です。
鶴居村の今朝6時の気温はマイナス11℃です。いよいよ本格的な冬になってきました。
出勤の途中にわたる別保川も凍りついていました。
そんな寒い日ですが、12月の第一水曜日ということで、合同供養墓所の読経供養の日です。
読経は西光寺さんです。
いつものようにご遺族も3人参加されています。寒いので、みんなしっかりと冬ファッションです。
準備のために、供物のお菓子や果物を並べだすと、背後の樹木の枝に、どこからともなく一羽のハシブトガラスがやってきました。
寒くなって、エサがなくなり、供物のくだものやお菓子を狙ってきたのでしょう。
しかし、カラスは賢いですよ。何気ないようにして、獲物の方はあまり見ません。全然、関係ない遠い方をぼんやりとみています。
「たまたま、ここにきたのさ。お菓子とか並べてるけどべつに興味ないね」って顔をしています。

しかし、こちらも人間ですよ、カラスの小芝居には騙されません。供物の前にしっかり陣取って、わずかの油断もせず、しっかりガードを固めていましたよ。
そして、お坊さんの読経が終わり、供物を片付けはじめました。
ふっと、カラスの方を見ると、エサをあきらめどこかへ飛んでいきました。
やっぱりねらっていたんだろうって、とこですね。
春から秋にかけては、あんまり供物を狙ってこないんですね。木の葉が落ちて、冬の様相が深まるとエサがなくなり、供物を狙うんでしょうね。去年の11月には、すばやい急降下でお菓子を一個さらわれていったのです。
しかし、、今年は人類の勝利ということになりました。
さて、来月は正月なので、第二水曜日13日が合同供養です。カラスの逆襲を楽しみにしておきましょう。