水子供養地蔵尊

冬で寒いですから、フード付きのコートを着ています。このコートは誰か優しい人が着せてくれるそうです。
明日から年末年始の休みに入るという、去年の最後の仕事日のことです。
お参りに来られた方が、お賽銭ということで、お金を置いて行かれました。
水子供養地蔵尊に救われたので、何かの役に立ててほしいとのことでした。この方にどのようなことがあり、救いをもとめたのかはわかりませんが、ありがたいことと思います。
お墓というものは、単にお骨を納めるだけではなく、そこにお参りされる方の心の救いや安らぎにつながるものなのだと思います。
お墓に納められているのは、自分の父や母、祖父や祖母という方たちです。また、高齢になると夫や妻という場合もあるでしょう。
自分をかわいがり、大切に見守ってくれた人たちが、あるいはいっしょに生きて助け合って人生を過ごしてきた人が、今は、お骨となり静かに眠っている。
お参りすることにより、いろいろな思い出がよみがえり、心の中に暖かいものが広がるのだと思います。
さて、水子というのはこの世に生まれてこれなかった子供や、幼くして亡くなった子供たちです。
親の方たちは、時々思い出しては、胸がつぶれるような思いをされているのではと思います。
水子供養地蔵尊が、そのような方々の救いになっているとしたら、とてもありがたいことだと思います。
北斗霊園では、毎年のお盆に水子供養地蔵尊にお寺さんに来てもらい読経供養をしています。もし、そのとき近くにおられたら、一緒に手を合わせていただけたらと思います。
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