春のお彼岸 今日は最後の一日

3月21日の日曜日は雨と雪でお墓まいりには、ちょっと厳しい天候でしたが、22日からは春らしい暖かい日が続いています。
今日は、春のお彼岸も最後の日です。お参りに来られる方もまだボチボチいます。
水子供養地蔵も、例のコートを脱いでいます。お参りの方がお花やお菓子をお供えしています。小銭もたくさん供えられています。
これは、失った幼子へのお小遣いということなのかな、と思います。こういうものを見ると、水子供養地蔵にお参りする方のいつまでも忘れられない悲しい気持ちに胸が痛みます。
北斗霊園では、お参りの際には、供物はお持ち帰りくださいとお願いしています。残しておきますと野生動物が食い散らかし、お墓が汚れるだけだからです。また、カラスやキツネ程度ならともかく、食べ物があるとなるとヒグマなども寄り付いてくる危険性があります。
とはいえ、亡くなった方になんとか食べてもらいたいと思うのでしょうね。ペットボトルや缶ビールなどを残していく方々もいます。
お気持ちはわかりますが、やはり持ち帰っていただきたいと思います。
園内を見て歩いていたら、日本酒の一升瓶1本と300mlビン2本が残されているお墓がありました。きっと、かなりお酒が好きな人だったんでしょうね。大好きなお酒を飲ませてあげたいというご遺族のやさしい気持ちが伝わってきます。
でも、けっきょくごみとして処理します。また、シカがお供えの花を食べるために近づいてきてビンを倒したら、割れて、ガラスの破片がちらかり、後始末が大変になると思います。
家に持ち帰って、ご遺族でそのお酒を楽しむ方が、故人はいっしょに飲んでいるようで、よろこばれるのではないかと思います。
供物は、ぜひ、お持ち帰るようお願いします。
さて、湿原も雪がなくなり、赤沼も氷が溶けたようです。

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